01
トータルライフキャリアプログラム(TLCP)とは
近年、成果主義、大きな景気の変動、コロナ禍と社会の大きな変化によって職場環境、家庭のストレスによって、メンタルヘルスに不調をきたす従業員の増加傾向が顕著になっています。
このような社会情勢を踏まえ「社会全体のメンタルヘルス」「組織の活性化」に役立つEAPプログラムとしてTLCPの構築を行いました。
TLCPを通して、一人ひとりが自分の個性に気付き、周囲との関係性を調整しながら、自分の力を発揮し豊かなライフキャリアを創造していくこと、それが企業全体の活性化につながることを目指してサービスを提供しています。
プログラムには、アセスメントを希望する従業員のストレス診断、自己理解のツールとしてのMHAS、その結果を元に組織のストレス状況や組織の活力度を可視化・把握できる組織診断メンタルヘルス対策、コンプライアンス(パワーハラスメント等)に対する認知度を促すセミナー、復職支援、緊急時対応等のプログラムがあります。
必要に応じて人事課や管理者対応のマネジメントコンサルテーション、各種カウンセリングのサービスが提供可能です。
注)カウンセリングに関しては「丸の内オンラインカウンセリングルーム」と連携し、心理カウンセリング、
家族カウンセリング、キャリアカウンセリング等の対応ができます。
また、オーダーメイドで対面カウンセリング、メールカウンセリングもございます。
02
TLCPができること
専門的な知識を持つ外部機関と社内担当が連携して、組織・人事・従業員、または家族を含めたトータルな「メンタルヘルス対策」から「職場の活性化」まで、企業ニーズに合わせた組織の仕組みづくりを支援します。
ケース1
課題
社内に慢性疲労や病気による欠勤が目立ち始めた。
振り返ってみれば、国の法律・指針が履行できていない。(安全配慮義務違反の恐れ)
提案
社員全員に質問式のストレスチェック及びMHASを実施。
個人に対してはプライバシー保護の為、分析に基づくレポートを自宅に郵送。
必要に応じて、面談、オンラインカウンセリング等を実施。
企業には総合的なカウンセリングレポートを提出。
結果
企業内のストレスが組織マネジメントにあたることが判明したので重点的に該当部署の
教育・研修を行った。
ケース2
課題
従業員のメンタルヘルス対策への関心が低く、コミュニケーションも希薄。
提案
MHAS測定の結果より対人スキル及び自己肯定感が低いことが分かり、セルフケア研修・交流分析理論を元にした、自己理解・他者理解の研修を行った。
結果
自分やお互いの事が分かり、部内のチームワークが活性化した。
また、ストレスマネジメントが身につきストレス耐性がついた。
ケース3
課題
採用面接時に担当官の印象で採用していたが適正、継続性にバラつきがあり、再採用に
多大な経費を必要とした。
提案
MHAS測定・その他VRT等の結果より、基本的なキャリア分析ができるので、論理的根拠の元に人との組み合わせや適材を選考。
結果
仮説を立てての配置なので、問題が小さい内に、キャリアカウンセリングで微調整をし、定着につなげた。
※これ以外にも、下記のようなニーズにも対応致します。
・メンタルヘルスに関する課題を担当する人事や管理職の不調にも対応してもらいたい。
・従業員一人ひとりのモチベーションをあげたい。
・緊急時ストレス対応をしてほしい。
03
TLCP-EAP
サービスイメージは下記の流れになります。
1⃣
ストレスチェックとMHAS(Ⅰ~Ⅲ選択)のアセスメントシステム測定
⇒ストレスチェックと2種類のアセスメント(所要時間30分程度)をバッテイングさせて社員の心身の状況。性格傾向・キャリア趣向を一目で可視化します。
結果を基に人事への部門別総合評価コンサルテーション・社員様へのフィードバックカウンセリング
(45分カウンセリング1回分)にも対応できます。
下記は、アセスメントの流れのイメージです。
2⃣
合理的な教育システム
⇒日常に使える交流分析を基盤にしたシステマチックな対人スキル教育を学習。
レポート形式で返却。
その後、必要に応じて少数の対面研修オンライン研修を施行します。0次予防に繋げます。
また、このカリキュラムを元に、ライン研修、管理者研修、パワハラ研修のオーダーメイドもサービスメニューとして提供させて頂きます。
カリキュラムは下記の通りです。
⑴交流分析で自己理解他者理解
⑵ストレスとは
⑶ストレスマネジメント
⑷コラム法を使った認知行動療法
⑸アサーショントレーニング
⑹アンガーマネジメント